8月8日(金)

天候 最高気温 最低気温 降水量(前日18時〜当日18時) 風向・風速 気圧
曇り時々雨 12.1℃ 8.3℃ 15mm 南東 18m 702hp

午前4時半、夜明け前の10分間だけ燃えるような朝焼けが見れた。
やはり台風直前はなにか特異な風景を見せてくれます。
 (まだ暗い時間でシャッタースピードが長いのに強風のためにカメラがぶれてしまってあまり美しくない画像ですいません
   実際はもっと驚くような赤さだったのですが・・・)
日中は雨が降ったり止んだり、風もさほど強くなく、嵐の前の静けさといった感じでした。
この地域の台風本番は今夜遅くから明日日中にかけてとなりそうです。

話しは変わって、最近キャンプ場脇の外トイレにこういうものを設置しました。

別に金が欲しくてやっているわけではありません。
最近は銀行ですら小銭で入金しようとすると手数料を取る時代ですから。
10円を50枚・500円をまとめて紙で包んで、ヘリで下ろして銀行へ入れる。けっこう面倒な作業です。
まあ気持ちの問題ですねよ。
トイレ掃除のほかに秋にはし尿のくみ出しもする。
そこにはただの通過登山者のモノも含まれるわけです。
というのが考えの発端だったわけですが、これが意外な効果でした。
トイレの使い方が目に見えてキレイになったのです、あきらかに意識の違いが見られました。
無料と有料に対する意識の違い、
これはうれしかったですよ。
以前であれば日常的に見られたはみだしウンコも今ではほぼ皆無です。
それに掃除する側も以前であれば少し汚れているくらいなら「今日は別に掃除しなくてもいいや!」って思うこともありましたが、
さすがに金を取る以上はキチンと掃除をします。
前時代的な古くて臭いトイレですが、どうぞキレイ使ってください。
それだけでこの古いトイレも印象が変わるはずです。

ついでにもうひとつトイレ・ゴミ問題。

先日7月30日に掲載した貼り紙のおかげでゴミの量はやや減ったように思えます。
あの日の文を読んで、現地へ来られたお客様からも「ひどい話しねえ」と共感を寄せられたりもしました。
しかし依然としてこのようなゴミの投棄はあとを絶ちません。
ほとんど手をつけていないお弁当・中身の飲料が入ったままのペットボトル・アルミの包装紙に包まれたシップ薬。
 (アルミホイルに包まれたヤキイモが火中に投入しても燃えないように、ゴミも燃えないのです)
そのほかにも空き缶・栄養ドリンクの空き瓶、こんなものも毎度毎度捨てられています。
こんなものはこの小屋の原始的な焼却炉では燃やすことはできないんですよ。
こういったものが登山道の岩の陰にそっと捨てられたりしているのを想像したら・・・
まだまだ小屋のゴミ箱をなくす日は遠そうです。

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